岐阜県-飛騨大鍾乳洞 鍾乳洞・洞窟でカメラはどう設定する?

岐阜県のひっそりとした山間に位置する飛騨大鍾乳洞は、自然が長い年月をかけて作り上げた地下の宮殿のような場所です。この神秘的な洞窟を訪れたいと思っていました。写真家として、私は常に自然の美しさを追い求めていますが、飛騨大鍾乳洞は特に好奇心をかき立てました。そこは、地球の深い内部に隠された秘密のようなもので、その魅力に引き寄せられるのは必然でした。

ISO 2000 ss 1/10 F4.0 91mm

この記事では、私が飛騨大鍾乳洞を訪れた際の体験を共有しようと思います。鍾乳洞への道のり、洞窟内部の驚異的な景観、そしてそこで撮影した写真たち。また、このような場所を訪れる際に役立つ情報や、撮影のためのいくつかのヒントもご紹介します。飛騨大鍾乳洞の神秘的な美しさを少しでも感じていただければ幸いです。

 

目次

飛騨大鍾乳洞の概要

使用した機材と作例

撮影の注意点とアドバイス

 

 

飛騨大鍾乳洞の概要 

基本情報

特徴

  • 自然の造形美: 飛騨大鍾乳洞は、自然によって何千年もの時間をかけて形成された鍾乳石が特徴です。壮大で神秘的な雰囲気の中、様々な形の鍾乳石を観察することができます。
  • 探索コース: 洞窟内は整備された遊歩道が設けられており、一般の観光客も安全に探索することが可能です。
  • 温度: 洞内は年間を通して温度が安定しており、夏は涼しく冬は比較的暖かい環境です。

観光とアクティビティ

  • 光の演出: 特定のエリアでは、照明による光の演出が施され、幻想的な景観を楽しむことができます。
  • 写真撮影: 自然のアート作品とも言える鍾乳石は、写真撮影の題材としても人気です。特に光と影を活用した撮影は、この場所ならではの魅力を引き出します。
  • 教育的価値: 飛騨大鍾乳洞の歴史学べたり鍾乳石など購入できたり、子供から大人まで幅広い年齢層におすすめです。

飛騨大鍾乳洞は、自然が創り出した美しさを存分に味わえる場所であり、地質学的にも観光的にも価値の高いスポットです。この地を訪れる際は、洞窟内の温度や湿度に適した服装を心掛け、足元の安全にも注意が必要です。

公式ホームページhttps://www.syonyudo.com/

このように地面は濡れている。足元に注意して撮影をしたい…

 

 

撮影した機材と作例

 

著者が使用したカメラとレンズはCanon EOSR6 Mark2とRF24-105mm F4 L IS USMの組み合わせです。撮影モードはMモードで、オートフォーカスを用いました。

Cannon EOS R6 Mark2

RF24-105mm F4 L IS USM

レンズ、ボディ共に手ぶれ補正が搭載されている。手ぶれ補正がある機器は高価格になりがちだが、三脚でカバーすることができる。また、明るい単焦点レンズでも良いだろう。

 

 

撮影の注意点とアドバイス

著者は前準備として、三脚を用意していましたが使用する機会はありませんでした。(※飛騨大鍾乳洞で三脚または一脚の使用は可能。)理由は、明るさを十分に確保できた点と、シャッタースピードを1秒以上であればブレが目立たなかったためです。三脚が必用かどうかはご自身の機材と相談してみてください。

 

注意点は、カメラの天敵である「」です。鍾乳洞では上から常に大粒の水が落ちてきます。カメラにレインカバーを付けるなど対策を忘れずに。私はCannonの防滴防塵を信用してつけませんでした(笑)今のところ水によるトラブルはありません。ただし!レンズの水滴対策は忘れないでください。レンズに水滴がついてしまうと、光源にカメラを向けると水滴が写真内に写りこんでしまいます。対策にタオルなど有効かと思われますが、NGです。レンズを拭いたときに水滴が伸びてしまうので、ブロアーを使用しましょう。ブロアーであれば、水滴を延ばさず、きれいにレンズ外に取り除くことができます。

上の写真は撮って出しである(レタッチなし)。水滴がついたまま撮影すると、上のように写り込んでしまう。

ISO 8000 ss 1/4 f11 24mm

 

また、写真をアップして見てみるとシャッタースピードが遅いため、ブレてしまっている。ただ、小さい画面で見るiPhoneではわかりづらい。

後、ワンポイントアドバイスレンズフードはつけましょう。水滴からレンズを守るのも理由の一つですが、洞窟内は滑りやすく危険です。万が一壁や地面に本体をぶつけた時、落とした時救われるでしょう,,,。

 

以下参考写真

ISO2000 ss 1/6 f11 105mm トリミングあり

ISO 8000 ss 1/50 f11 105mm トリミングあり

ISO 1000 ss 1/10 f9.1 35mm トリミングあり

プロフィール

フォトグラファー。2003年生まれ、Sakito HashimotoとしてInstagramで情報発信をしている。202310月から、金沢のバンドメンバー「Fulx As」の元から本格的に撮影を始める。その後はアー写などさまざまな分野での撮影にも取り組んでいる。自身の活動を通して、アーティストと多くの人々の架け橋となり、魅力を伝えていくことを目指している。

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